レクサスNX購入記録(その1)いつかはレクサス

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この記事を書いた人
  • 2021年~ アーリーリタイア(FIRE)
  • 50代 4人家族 愛知県在住
  • 純金融資産は1億円台
  • 住宅ローンは9年間で完済
  • 投資歴は約20年
※資産形成の詳細はプロフィール参照ください。
目次

はじめに

今週、新しく愛車となるレクサスNX350hFスポーツが納車されました。今年2月に注文をだして早半年、ようやく我が家に来てくれました。

昔トヨタのCMで「いつかはクラウン」というキャッチコピーが流行ったことがあります。昭和のころ、まだ日本の中に高度成長期の名残があった時代に、立身出世とともに車のグレードを上げていって、最終ゴールになるのがクラウンという、そんな物語がこのコピーに込められていたかと思います。

今はクラウンの上位ブランドであるレクサスが存在しますので、「いつかはレクサス」なのかもしれません。そして僕もようやくその最終ゴールにたどり着いたという点で、感慨深い気持ちになっています。

同じようなストーリーを描いている中高年の方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はレクサスの購入体験について、レポートしたいと思います。

なお少し話が長くなるので2回にわけて記事にします。

第一回目(今回)はハリアーとの比較、レクサスのメリット、コストの考え方などについて、

そして第二回目(次回)はNXの採用オプションや節約のため工夫したこと、などについて書いていきたいです。

このブログは週に1回更新していますので、2週に渡ることで間延びしてしまいますが、気長にお付き合いいただければ幸いです。

レクサスNX

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NXハリアー
排気量2487cc2487cc
車両重量1750kg1690kg
エンジン直4DOHC
+モーター
直4DOHC
全長×全幅×全高4660×1865×1660mm4740×1855×1660mm
最小回転半径5.8m5.7m
価格617.6万円~444.8万円~
購入価格686万円440万円
僕はNXのオーナーになる前は、ハリアーZレザーパッケージに乗っていましたので、まずは両者の比較から話を進めたいと思います。

上記の表はレクサスNX350hFスポーツとハリアーZレザーパッケージのスペックをまとめたものです。

NXはハリアーベースで作られている為、姉妹車ともよく言われます。

上記のスペックを見てもらえばわかりますが、排気量や車両の大きさを見ても同じような感じです。

単にハリアーをチューンナップして高く売っているだけだと揶揄する辛口の人がいても不思議ではありませんね。

しかし両方所有したぼくの結論を先にいうと、まったく別物の車です。

乗っていたハリアーがガソリン車で、今回購入したNXがハイブリッド車ということもあってか、走りのフィーリングはまったく異なります。

ハリアーのハイブリッドモデルと比較していないので、同レベルで評価できてないのは残念ですが、パワフルな走行性や室内の静穏性、車の剛性などの違いは明白で、すぐにその違いは実感できるほどです。

振り返るとハリアーの走行性能については、ガソリン車に関する限り、正直満足できるものではありませんでした。たとえば急加速の際アクセルを強く踏んでも、悲鳴のようなエンジン音とは裏腹に加速は弱かったですね。

いっぽうで今回のNXはハイブリッドのFスポーツモデルということで、低速時のモーターはトルクフルで、高速走行時の燃料エンジン側の加速も申し分ないです。

そしてその他の安全装備や快適装備もやはりNXの方が一枚上手です。

例えばハリアーのディスプレイオーディオではナビの表示が全画面表示されず、エアコン等の操作画面が三分の一ほど占領するような仕様になっています。エアコンの操作にこれだけの画面スペースは要らないはずです。この謎仕様はハリアーオーナーの誰しもが不満を持っていると思いますが、NXではしっかりフル画面でナビの地図を表示してくれます。

またヘッドアップディスプレイが様々な情報を提示してくれるので、ドライバーは視線を移動することなく操作をすることが可能です。その情報量はハリアーより圧倒的に多いです。例えばオーディオを聞いているときにハンドルの専用ボタンに触れると操作画面が現れるので、ヘッドアップディスプレイ上の曲名を目で確認しながら切り替えることも可能です。

NXが優れている点を挙げると他にもたくさんありますが、乗り出し価格で250万円近く違うわけですから、当然といえば当然かもしれません。

それから車両本体の性能差だけでなく、レクサスブランドとトヨタブランドではディーラーサービスという目に見えない明確な違いが存在します。

レクサスの場合、新車購入後3年間はエンジンオイルやワイパーゴムなどの消耗品を無料で交換してくれます。

車の点検も半年毎にこれまた無料で点検してしてくれます。

そのうえレクサスにはラウンジやオーナーズデスクというものがあります。

レクサスラウンジではゴージャスな空間が用意されていて、ちょっとした中食や飲み物を無料で提供してもらえます。全国のレクサスディーラーでこのようなラウンジが利用できるようです。

空港のラウンジが好きな人には刺さるかもしれません。こだわる人はプライオリティパスなどを所有することもあるかと思います。そのレベルのプレミアム系ラウンジが全国のレクサス店舗にあるわけですから、使い方によっては面白いと思います。

さらに驚くことに、僕が車を購入したレクサスディーラーでは洗車を無料でしてくれるようです。

レクサスラウンジをカフェ替わりに使って、その間に洗車をしてもらうこともできるかなと妄想しています。

(この洗車サービスについては、店舗毎に違うらしいので、レクサス車を購入する際に事前に確認することをお薦めします。)

車を買ったばかりということもあり、ラウンジはまだ未経験なのですが、毎日のようにやってくるヘビーユーザーさんもいると担当営業は言ってました。それであれば気軽に利用できるかなとも思ってしまいます。

またオーナーズデスクというコンシェルジュサービスもあります。レクサス車からワンタッチでつながります。これはクレジットカードのプラチナデスクにナビの目的地設定をしてくれるサービスが付随したものと僕は理解しています。

僕はあまり使わないかなと思っていますが、ニーズのある人にはよいサービスなのかもしれません。特にナビの設定が苦手な人には便利ですかね。

それからレクサス車の納車式には少し感動しました。〇〇様と書かれたウェルカムボードやケーキでおもてなしがあり、豪華な応接室でしっかり車の操作説明を受けます。そして式の終了時にはランやバラを含むゴージャスな花束をもらったあとに記念撮影、最後は店舗従業員が全員並んで送り出しをしてもらうといった運びでした。

↓↓↓おもてなしのケーキです。
これまでいろいろと車を乗り換えてきましたが、納車の際の操作説明などはほとんどなく、事務的に進めることが普通でしたので、暖かいおもてなしを受けるとほろっときます。次回購入する時もレクサスでいいかなと思うのは当然かもしれません。

実際はシビアな見方をすると、こういったサービスにかかるコストは車の購入料金に含まれている訳ですが、プレミアム感を日常生活に取り入れる意味ではアリかなと思ってしまいます。

ハリアーとレクサスNXの価格差は250万円ですが、じっさい月間コストに換算すると2.5万円~3万円程の差になるのではないかと思っています。

過去に数記事書いていますが僕は3年で車を乗り換える派です。

関連記事:【車のコスパ】新車を3年毎に買い替える方法(実践編)【車のコスパ検証】ハリアー→レクサスNXへ乗り換え

つまり月にいくらで乗れたかという評価で車のコストを計算しています。

↓↓↓過去の車遍歴はこんな感じです。
(表の見方は今回割愛します。興味のある方は過去記事を参考ください。)

これまで300〜400万円台の車を乗り換えてきた訳ですが、概ね2〜3万円の月間コストで済んでいます。今回レクサスNXは700万円近くの車になりますが、過去の実績に照らすと、ざっくり5〜6万円の月間コストになるのではないかと考えます。

つまりこれまで乗り換えてきたスタンダードクラスの車(ハリアーなど)と比較して、プレミアムクラスのレクサス車にグレードアップすると、月々2~3万円コストが上がるということになります。

このコストアップをどう考えるか?

FIRE生活の金融資産を鑑みて、現状問題ないとは考えていますが、価値のある出費なのかについては今後検証していきたいです。

3年後売却する際に所有コストが確定しますので、その時に答え合わせはできるでしょう。


了
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