この記事を書いた人
- 2021年~ アーリーリタイア(FIRE)
- 50代 4人家族 愛知県在住
- 純金融資産は1億円台
- 住宅ローンは9年間で完済
- 投資歴は約20年
※資産形成の詳細はプロフィールを参照ください。
いつのまにか株主優待株が40銘柄以上になっていました。実際の投資銘柄の概要を簡単にご紹介します。
今回は“みんな大好き”株主優待について記事にまとめました。 僕はモメンタム投資手法を一応の柱にしてますが、投資ジャンルは何でもやりますので、株主優待はもちろんのこと、別記事でご紹介しているような長期積立や先物やFXなど幅広くやっています。 優待株については安いところを拾う手法?で、現時点(2023年4月14日)では、40銘柄以上で992万円分所持しています。 株主優待というと、クロス取引で優待をゲットする投資家さんやバイ&ホールドの握力系投資家さんの得意分野だと思います。 僕みたいにエントリー/利確/損切ポイントを決めて運用している投資家は少ないかもしれません。 とはいえ完璧に運用できているかというと、現時点で40銘柄以上もあるので全然管理できていませんが、最低でも損切は大事にしています。 そんな僕でも10年以上ガチホしている銘柄もあるので、株主優待というのはホールドしやすい投資先と言えますね。 それからFIREしている立場だと、家族からは毎日ブラブラしている50代の暇なおっさんとしか見られていませんが、株主優待で家族をレストランに連れて行くと、多少は認めてもらえているような気がするんですよね💦。 という訳で僕の現在持っている優待銘柄を少し紹介したいと思います。
目次
株主優待株のマーケット環境
最近の株主優待株は強いです。体感的には物販よりも外食関係が強いイメージなんですが、優待銘柄ホルダーの皆さんも同じ意見ではないでしょうか。 そこで市場の強さを比較チャートで確認したいと思います。 小売業ETF:TOPIX:日経平均で比較してみましょう。 小売業ETFは、別記事で紹介した野村のNEXTFUNDS TOPIX17を使います。このETFには、百貨店、スーパー、小売店、飲食店などが含まれます。 (参考記事:【PBR1倍割れ】ETFを使った攻略アイデア) ↓↓↓は直近1年のチャートです。やはりTOPIXや日経平均と比較しても圧倒的に強いです。 脱コロナは、やはりこのセクターにきてますね。
MY株主優待銘柄
現時点の所有銘柄
僕なりの株主優待株の選定条件は、日常で使えること、優待廃止確率が低いこと、単元が50万円以下であることの3点です。 それから一番大事なことですが、安値で仕込むという事を大切にしています。 別記事でご紹介していますが、TradingViewを使えば銘柄毎にアラートを設定できるので、買い時をとらえる事が簡単にできます。(参考記事:TradingViewの便利機能7選) スクショをよく見ると、損益がマイナス(赤色)のものは少ないことがわかります。ズルして損失を隠している訳ではありません( ー`дー´)キリッ。
ベストパフォーマンス銘柄5つ
上記の表は見づらいので、僕の所有銘柄のベスト5とワースト3を下に紹介します。
銘柄名 | パフォーマンス |
---|---|
グリーンズ | 266.92% |
力の源 | 150.33% |
イオン | 114.06% |
コメダHD | 92.6% |
高島屋 | 83.34% |
1位はグリーンズ(6547)でトリプルバガー達成しています。「コンフォートホテル」を展開している企業です。コロナで大きく売られたところを100株4万円くらいで買ってます。利益は10万円ほど乗っています。 100株ホルダーで自社ホテルやレストランで使える2000円分の金券をもらえます。あまり使うことがなくなり無駄にすることが多くなっています💦 2位は力の源(3561)でダブルバガー達成しています。ラーメンチェーン「一風堂」を展開しています。昨年秋ごろから株価がグイグイ伸びています。300株買っていて、単元あたり9万円ほど利益が乗っています。 ここの優待は同伴者含めて2杯分ラーメンが食べられるクーポン券です。我が家はセコイので、ここぞとばかり1000円以上もする「特製赤丸」を毎回注文しています(^^♪。 ただし100株ホルダーだとクーポンをもらえるのに1年半以上持つ必要があります。実は優待条件はかなり改悪されています。以前は1年以上という制約はなく、更に10%割引で全メニューを食べられる特典もついていたのです。 最近の株高で優待のうまみはだいぶ減りましたが、株のキャピタルゲインの面では最高の銘柄となってます。もちろんラーメンもうまいです!! 3位はイオン(8267)でダブルバガー達成しています。この銘柄は持ち株の中でも一番古い部類に入っていて、10年ほど前に100株10万円位で買っています。現在12万円ほど利益が乗っています。 100株ホルダーだとイオンの買い物で3%のキャッシュバックがあります。正直この条件だけで株主優待株最強だと僕は思っています。もちろんイオンで買い物をする人限定ですが、僕はキャッシュバックだけで株の購入分をすでにペイしました。 4位はコメダHD(3543)です。「コメダ珈琲店」を展開しています。この銘柄もコロナで大きく売られたところを100株14万円くらいで買っています。最近も株価は好調で現在13万円ほど利益が乗っています。 僕は愛知県人なので地元企業としても応援している訳ですが、愛知県の飲食店は上場している企業が多いですよね(coco壱番屋、あみやき亭、ブロンコビリー、木曽路など)、僕もココイチ以外は持ってます。 100株ホルダーだと年に2000円分をKOMECAにチャージしてくれます。さらに株主総会の議決権行使を行うと500円分が追加されます。そして長期優待も拡充されていて3年以上ホルダーで1000円分が追加されるようです。僕もそろそろ条件に当てはまる時期なのでとても楽しみです( ̄ー ̄)ニヤリ 5位は高島屋(8233)です。この銘柄もコロナで大きく売られたところを100株10万円くらいで買っています。現在8万円ほど利益が乗っています。 100株ホルダーだと高島屋の買い物で10%割引が受けられます(半年で30万円以内)。実はここの優待も最強クラスだと思っています。というのもデパート積み立ての「友の会」を併用することができるからです。他のデパートだと併用はできなかったと思います。「友の会」の積み立ては8%の利回りがつくので、株主優待と合わせると合計18%の割引となります。 僕は貧乏性なのでバーゲンセールの時にしかデパートは使いません。例えばバーゲンで30%引きの商品の場合、18%の割引とあわせ48%割引となり、ほぼ半額で買えることになります。 主に愚妻用に使っていますが、この時ばかりは威厳が保てているかもと妄想しています( ̄ー ̄)
ワーストパフォーマンス銘柄3つ
銘柄名 | パフォーマンス |
---|---|
楽天 | ー37.53% |
ライトオン | ー12.73% |
ヴィアHD | ー10% |
ワースト1位は楽天(4755)です。この銘柄は普段使わない証券会社の口座で買っていて管理ができていませんでした。のちに問題となる楽天モバイルの前から持っているので、現在株価が大きく下落しています。100株で4万円ほど損がでています。 完全に塩漬けになってしまって、どうしようもない状態です。金額も小さいのでそのまま放置しています。 ワースト2位はライトオン(7445)です。ジーンズを中心としたアパレルチェーン「Righton」を展開しています。家族がよく使うので買ったのですが、損切を検討中です。家族口座あわせて200株で1万円ほど損がでています。 ワースト3位はヴィアHD(7918)です。居酒屋チェーン「備長扇屋」を展開しています。家の近くに店があって、株価も100円だったこともあり滅茶苦茶安かったので買ったのですが、更にそれから下がっています。200株で2000円程損がでています。損失も滅茶苦茶少ないですが💦 以上ベスト5とワースト3をご紹介しました。なぜワーストが3つだけなのかというと、10%を超える損失で損切するようにしている為、大きな損失率を持つ銘柄がないからです。といっても損切の数は安値で買うので、かなり少ないです。
おわりに
株主優待はわざわざリスクを取らなくてもクロス取引でノーリスクで貰うほうがいいよね、という人もいるかもしれません。 その通りかもしれません。ただ一般信用枠を各証券会社ごとに調査したり、制度信用を用いる際の計算などを考えると、とても面倒で自分にはあっていないと判断しています。 そういうことで僕にとっては、テクニカルを使って株主優待株を買う方が性にあっているようです。 うまくいくと優待だけではなく、キャピタルとインカムの3重取りができます。 また優待銘柄は優待廃止リスクが大きいので、あまり利口な投資先ではないかもしれません。 ただし小売業では、株主優待を販促ツールとして利用しているところもあるので、比較的安心して持てるかなと思っています。 反対にQUOカード等の金券を配る企業や、自社製品とは関係ないカタログギフトを配るような企業は、優待廃止のリスクが高いかなと思っています。 株主優待株はつい銘柄に惚れてしまい、長く持っていたい気持ちになって、売る時にはいつも後ろ髪が引かれます。 しかし利確や損切ポイントに達した時には、感情を捨てて売るようにしています。 了
↓↓↓TradingViewに興味のある人は読んでみてください。
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