この記事を書いた人
- 2021年~ アーリーリタイア(FIRE)
- 50代 4人家族 愛知県在住
- 純金融資産は1億円台
- 住宅ローンは9年間で完済
- 投資歴は約20年
※資産形成の詳細はプロフィールを参照ください。
目次
資産内容
8月~10月まで3カ月連続で負け越していましたが、11月はなんとかプラスで終わりました。
金融資産について(サマリー)
11月末資産:136,642,558円
前年度比
スクロールできます
昨年末 | 11月末 | 投資成績 |
132,287,558円 | 136,642,558円 | +12,600,000円 |
前月比
スクロールできます
10月末 | 11月末 | 投資成績 |
131,532,929円 | 136,642,558円 | 5,109,629円 |
11月の株式市況と投資結果
11月の米国株はS&P500指数が8.9%、ナスダック総合が10.7%、ダウ工業指数は8.8%の上昇という結果に終わりました。 8月から3カ月連続で下落した分を一気に取り戻した格好です。 そして日本株もまた絶好調で8.5%上昇しました。 このような背景のもと、僕の投資成績は前月比プラス510万円(3.9%)、前年度比プラス1260万円(+9.5%)という結果になりました。 単月で見ると損益率はS&P500の指数の半分以下となってしまいました(ヘタクソ)。8月以降の3カ月は僕の投資人生の中でも、ことごとく裏目になってしまい絶不調でしたので、11月の不甲斐なさも仕方ないといったところです。 10月には大きく株のポジションを落としていましたが、下のXポストのとおり、11月1日のFOMCで起死回生のドテン買いができたことで、なんとかまとまった金額を増やすことができました。
ポートフォリオですが、株を中心としたリスクアセットが約80%。残り20%が現金となっています。11月初旬に米国株のETFを中心に株の比率を高めました。
資産推移
僕はマネーフォワードで資産管理をしています。2020年8月からのデータしかありませんが、年度の推移は下記のとおりとなっています。(マネーフォワードは銘柄を大きく入れ替えると時々集計がおかしくなるので、スパイクしているチャートは無視してください)
スクロールできます
年 | 資産 | 対前年比 |
---|---|---|
2020年8月 | 9887万円 | – |
2021年12月末 | 1億2639万円 | +2752万円 |
2022年12月末 | 1億3229万円 | +590万円 |
2023年11月末 | 1億3664万円 | +426万円 |
※上記の表の金額は投資成績だけでなく、家/車/教育など大き目の出費を含めて資産管理しています。例えば2023年はレクサス(ー280万円)やエクシブ会員権(ー350万円)や長男の医学部受験等の大物の出費がかさんでいます。
株ポートフォリオ(米国株・日本株比率)
国内株と米国株の対比は1:3となっています。米国株はグロース株中心、国内株はバリュー株中心といった塩梅のポートフォリオです。個別株は今の僕にとっては難易度が高いので、現時点ではETFや投信を大きくしています。
通貨別ポートフォリオ
金融資産の約47%が外貨資産(ドル)となります。ドル円が1円動くと約35万円前後資産が上下することになります。 ドル円は約20円の幅で動くと想定しているので、現時点を天井と想定すると、為替による潜在的下落リスクは約700万円と見積もっています。
主要銘柄について
日本株
- 株主優待株 数十銘柄
- NEXT FUNDS 銀行業 ETF
10月に持ち株をかなり減らしました。残している銘柄は株主優待株を中心に数十銘柄。その他は銀行業ETFといった構成です。各銘柄のボラタリティがかなり大きく管理が厳しかったので、思い切って全面的に整理しました。 株主優待銘柄は安定感があるので売らずに残し、もう一つの軸として銀行業セクターを選んでいます。当セクターはマイナス金利で長らく苦しめられてきた足かせが無くなる方向にある為、そのカタルシスに賭けています。
米国株
- マイクロソフト
- エヌビディア
- アマゾン
- ペトロレオブラジレイロ(ADR)
- アドビ
- マイクロソフト
- メタ・プラットフォーム
- アドバンスト・マイクロデバイシズ
- セールスフォース
- オキシデンタル・ペトロリアム
米国株も数十銘柄持っていますが、あらためてみるとハイテク系と石油系が上位を独占しています。 米国株については、ETFや投資信託含めて90%以上がグロース銘柄です。
ETF
- VGT
- QQQ
- ナスダック100(東証ETF:ヘッジあり)
- SMH
- XLE
1位はハイテクセクターのETFであるVGTです。これまではハイテクセクターへの投資はナスダック100に準じるQQQを使っていました。なぜVGTに鞍替えしたかというと理由は3つあります。一つ目は長期的なパフォーマンスにおいてQQQよりもVGTの方が優れていること。二つ目は信託報酬などの経費率が0.1%と低率なこと(QQQは0.2%)。三つ目はSBI証券や楽天証券が買い付け手数料を無料にしていること(QQQも同じく無料)。以上を踏まえ、今後のハイテクセクターはVGTを主力にしたわけです。 2位のQQQと3位の東証ETFのナスダック100は共にナスダック100をベンチマークとするETFです。現在は超円安になっており、この近辺の為替レートだと円高リスクが高いと思われますので、東証ETFのヘッジありのナスダック100を購入しています。 4位のSMHは米国半導体SOX指数のETFです。一日に数パーセント動くのが普通なので、暴れ馬的な存在で正直持つ人を選びます。しかし半導体の将来性を考えると保有しなくてはならないものの一つと考えています。 5位のXLEは石油関連企業株で構成されたETFです。現状割高ではなくなっていること、配当利回りが高いこと、将来のインフレへの備え、これらの理由で保有しています。 ↓↓↓別記事で各ETFをベンチマークしました
投資信託
- e-MAXIS NASDAQ100 インデックス
- ニッセイSOX指数インデックスF
- iFREEレバレッジNASAQ100
- 楽天全米INDEX
- 日興ゴールド・ファンド
投資信託は基本的にナスダック100、半導体、ゴールドに絞って投資しています。そしてドルコスト平均法を使って、毎月168万円分積み立て投資しています。 ↓↓↓ドルコスト平均法による投資信託の積み立て投資について(実践編)
12月の投資方針
11月1日にFOMCの政策金利が発表され、パウエル議長の発言が利上げ打ち止めを示唆する内容であったことから、猛烈に踏み上げ相場が始まりました。僕も当日は深夜3時に起床して動向を見守っていましたが、相場の転換点(ピボット)になるかもと思い、眠い目をこすりながらダメ元でナスダック100を中心に2000万円程購入してみました。その後順調に米国株が値を戻す中で少しずつ買い玉を入れてピラミディングしていった訳ですが、もしもあの時行動していなかったらと思うとゾッとします。 この記事を書いている12月14日時点では、FOMCを受けたパウエルFRB議長のハト派的発言があり、2024年に3回利下げを織り込まれることになりました。そして今回のFOMCも先月に引き続きピボットになるかもしれないと考え注意を払っています。というのも利下げが本格的に織り込まれ、これまでの利上げムード一色だった株や債券のマーケットが逆回転をする可能性が高まったと思うからです。 金利が安くなることやドルインデックスが下がっていくことによって、大きく市場に変化をもたらすとしたら、個人的には米国株のハイテクセクター/新興国株/ゴールド/米国債等にとって追い風が吹くのではと期待しています。また今年は株価が冴えなかった高配当株(通信等)にも売られ過ぎからの戻りがあるのではと思っています。 11月から2月は、株のアノマリーは最高のシーズンとなります。現在は大きく株ポジションを増やしたので、春先までこのままのポートフォリオをホールドすることが最良の手ではないかと思っています。また怪しい状況になれば別ですが、慌てずに対応していきたいと考えています。 了
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