この記事を書いた人
- 2021年~ アーリーリタイア(FIRE)
- 50代 4人家族 愛知県在住
- 純金融資産は1億円台
- 住宅ローンは9年間で完済
- 投資歴は約20年
※資産形成の詳細はプロフィールを参照ください。
目次
資産内容
1月は期待以上に株の含み益を増やすことができました。2月も引き続き株のポジションをマックスで乗りきりたいと考えています。
金融資産について(サマリー)
1月末資産:145,657,339円
前年度比
スクロールできます
昨年末 | 1月末 | 投資成績 |
139,290,789円 | 145,657,339円 | +6,366,550円 |
前月比
スクロールできます
12月末 | 1月末 | 投資成績 |
139,290,789円 | 145,657,339円 | +6,366,550円 |
1月の株式市況と投資結果
1月の米国株はS&P500指数が1.6%、ナスダック総合が1.9%、ダウ工業指数は1.2%の上昇という結果に終わりました。 いっぽうで日本株は8.4%の上昇という結果でした。 このような背景のもと、僕の投資成績は前月比プラス637万円(4.6%)という結果になりました。 当月の僕のポートフォリオは米国株の主要指数を上回ったものの、日経平均に対しては後れを取ったかたちです。MYポートフォリオはナスダックと日本個別株を中心に構成されているので、この結果については合点がいきます。 1月の相場は織り込み過ぎた米国金利の利下げ期待の修正により米国株は軟調となりました。反対に日本株は円安の恩恵を受け半導体銘柄を中心に大きく上昇しました。昨年と同様、金利に振り回されている状況は変わっていないようです。 なお1月末時点のポートフォリオは以下のとおりです。株を中心としたリスクアセットが約85%。残り15%が現金となっています。株の上昇により相対的に現金比率が低くなっています。
資産推移
僕はマネーフォワードで資産管理をしています。2020年8月からのデータしかありませんが、年度の推移は下記のとおりとなっています。(マネーフォワードは銘柄を大きく入れ替えると時々集計がおかしくなるので、スパイクしているチャートは無視してください)
スクロールできます
年 | 資産 | 対前年比 |
---|---|---|
2020年8月 | 9887万円 | – |
2021年12月末 | 1億2639万円 | +2752万円 |
2022年12月末 | 1億3229万円 | +590万円 |
2023年12月末 | 1億3929万円 | +700万円 |
2024年1月末 | 1億4566万円 | +637万円 |
※上記の表の金額は投資成績だけでなく、家/車/教育など大き目の出費を含めて資産管理しています。例えば2023年はレクサス(ー280万円)やエクシブ会員権(ー350万円)や長男の医学部受験等の大物の出費が嵩み、資産事態はあまり増えていません。
株ポートフォリオ(米国株・日本株比率)
国内株と米国株の比率は1:2となっています。米国株はグロース株中心、国内株はバリュー株中心といった塩梅のポートフォリオです。現時点では個別株の比率を下げETFや投信を中心にした構成となっています。
通貨別ポートフォリオ
金融資産の約48%が外貨資産(ドル)となります。ドル円が1円動くと約35万円前後資産が上下することになります。 ドル円は約20円の幅で動くと想定しているので、現時点を天井と想定すると、為替による潜在的下落リスクは約700万円と見積もっています。
主要銘柄について
日本株
- 株主優待株 数十銘柄
- NEXT FUNDS 銀行業 ETF
株主優待株を中心に数十銘柄。その他は銀行業ETFといった構成です。各銘柄のボラタリティがかなり大きく管理が厳しかったので、昨年秋口に思い切って全面的に整理しました。 株主優待銘柄は安定感があるので売らずに残し、もう一つの軸として銀行業セクターを選んでいます。当セクターはマイナス金利で長らく苦しめられてきた足かせが無くなる方向にある為、そのカタルシスに賭けています。 その他は信用取引ベースの短期取引なので、敢えて言及するほどではないため割愛します。短期トレードはシクリカルの大型株をさわる事が多いです。
米国株
- マイクロソフト
- メタ・プラットフォームズ
- アマゾン
- パロアルトネットワークス
- エヌビディア
- ペトロレオブラジレイロ(ADR)
- アドバンスト・マイクロデバイシズ
- インテューティブサージカル
- ベライゾン
- アーム
米国株は小口で数十銘柄持っていますが、ほぼハイテク銘柄です。
ETF
- VGT
- QQQ
- ナスダック100(東証ETF:ヘッジあり)
- SMH
- XLE
ほぼハイテク株のETFです。 上記以外のETFに、1月から中国大型株ETF(FXI)を追加しました。上海市場、香港市場の大型株で構成されたファンドです。香港株が月足ベースで二番底をつけたのではと考え、試し玉として買ってみました。 ↓↓↓別記事で各ETFをベンチマークしました
投資信託
- e-MAXIS NASDAQ100 インデックス
- ニッセイSOX指数インデックスF
- iFREEレバレッジNASAQ100
- 楽天全米INDEX
- 日興ゴールド・ファンド
投資信託は基本的にナスダック100、半導体、ゴールドに絞って投資しています。そしてドルコスト平均法を使って、毎月168万円分積み立て投資しています。 ナスダック100に関しては、三菱UFJアセットのe-MAXISシリーズからニッセイアセットの投信に切り替え中です。現時点では経費率がニッセイの方がはるかに安いです。 ↓↓↓ドルコスト平均法による投資信託の積み立て投資について(実践編)
2024年2月の投資方針
2月以降も米国中央銀行であるFRBによって怒涛のように上がった金利を中心にした相場展開は変わらないでしょう。現在の高い金利水準を長期に維持することは不可能とされており、インフレと経済の冷え込み度合を見ながらどのような下降曲線を描いていくのかに投資家の焦点が向かっています。 FRBボードメンバーのドットチャートに基づくと、現在のところ金利の引き下げは今年5月以降の予想が高くなっています。このドットチャートこそが今の相場のセンターピンだと僕は考えています。この指標は雇用統計やCPIといったメジャー経済指標イベントで大きく動くので要チェックです。 また金利が下がれば株が上がると盲信するのも危険です。多くの市場関係者は景気のソフトランディングを予想しています。その為小さな利下げを少しずつ行うのであれば株にはフレンドリーと思われます。しかし思ったよりもハードランディングで利下げ幅が大きくペースが速くなった場合は、リセッション懸念で株が大暴落する危険性を秘めています。リーマンショックの頃がそうでした。 これから何度も利下げに対する督促相場があると思われますが、FRBがどのように手綱さばきをしていくのか楽しみです。 このような背景を元に僕の今月の投資方針をお伝えすると、 【結論】1月のポジションをそのままガチホします。 つまり強気で臨むということですが、1月にかなり含み益ができたこともあり、個人的にリスクを取り易い資産環境にあります。そのうえ月足や年足のチャート形状が良いことから、このままの株ポジションを持っていたほうがよいと判断しています。特にナスダック100の年足チャート見ると2022年に大きく株価が下がり、翌年の23年に株価が戻ったという事実は大きいかと思います。
上は1985年からのナスダック100のチャートですが、大陰線(赤色)となった年は2000~02年のITバブル崩壊時と2008年の世界金融危機(リーマンショック)そして直近の2022年となります。年足はとてもシンプルで大局観がつかみやすいですよね。これによるとリーマンショックの時でも1本しか大陰線はでていません。そしてその後大陽線をつけると数年は年足ベースの陽線で引けています。 この年足チャートが機能するとすれば、今年はまだ上昇余地はあると考えます。 ただし2月は楽観的ではなくアノマリー的には良い月ではありません。↓↓↓下図参照
現在ブログ執筆時点(2月14日)では日米とも株は絶好調です。嬉しい誤算ではありますが、アノマリー的に2月3月はあまり期待していません。なんとか1月のポジションをそのままホールドし続けることができれば、今年の7月頃までは利益が出しやすいのでは、そのくらいにしか考えていません。今年は米国大統領選挙の年なので秋口には少し波乱はあると思ってますが、まずは夏までこのまま長期ポジションを保てればと思っています。 了
コメント