FIREの罠とやりたい事リスト

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この記事を書いた人
  • 2021年~ アーリーリタイア(FIRE)
  • 50代 4人家族 愛知県在住
  • 純金融資産は1億円台
  • 住宅ローンは9年間で完済
  • 投資歴は約20年
※資産形成の詳細はプロフィール参照ください。
目次

FIREの罠

僕は2021年春に会社を退職してFIRE生活を始めました。

それから2年ほどFIRE生活を過ごしている訳ですが、ここにきて改めて思うことは、FIREは目的やゴールではないということです。

かくいう僕もFIREをするまでは、それを目的にせっせとお金を貯めていたのでゴールといえばそうかもしれません。

FIREをしたら会社に行かなくてもすむ、好きな時に起きて好きなことだけする、自由な生活を早く実現したい、そんな思いで誰もがFIREを目指します。僕もそうでした。

早くFIREして楽になりたいという気持ちが先走り、経済的自立に突き進むというのは、FIREを目指す人にとっては“あるある”な光景です。

しかしやはり本質は、FIREは“ゴール”でなく第二の人生の“スタートライン”だということです。

僕はFIREをゴールと思ってなるべく最短ルートを目指してきた訳ですが、いざFIREしてみた時に気づいたこと、それはFIRE後の人生設計が欠けていたことです。

FIREをするまでは苦しいことも多かったですが、FIREを達成した今よりも、充実感や生き甲斐は間違いなくありました。

前々職では、海外を飛び回るIT企業の営業マンとして頑張ってました。成績も悪くなかったこともあり、過酷でしたが仕事はとてもエキサイティングで楽しかったです。

いっぽう前職の証券会社では一転して、第一線とはとてもいえない閑職にいたため、キラキラした会社員生活は送れませんでした。

年下の上司の下につくこともあり、非正規社員の立場でもあったので社員との格差もあって、自己否定感に苛まれることもしばしばでした。

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しかし今ふりかえると、毎朝の出勤や仕事の責任、オフィスの人間関係などは辛かった半面、頑張ったというやりがいは確かにありました。ドMかもしれませんが(^^;

サラリーマン人生が長かったので、会社の中で仕事を頑張ることで社会の一員としての自負を持ってましたし、そのことが心の充実につながっていました。

いっぽうでFIREというのは仕事のやりがいを捨て、会社の人間関係を捨てて、経済的自立による自由をとる。という生き方です。

若くして隠居する、早く定年退職を迎える、そのような意味合いも含まれます。

FIREの“FI”つまり経済的自立は社会からの自立を意味し、“RE”は社会から引退するということですから、社会から遠ざかり孤立するというのが自然な流れです。

キラキラしたFIRE生活を送っている人もいるでしょう。周りからみると僕もその一人かもしれません。

しかし実際は、仕事のやりがいを失い、社会から孤立し、孤独な世界で、暇を持て余すという負の側面がFIREにあるのも事実です。

せっかく苦労してFIREを実現したのですから、このような罠に陥らないようにしなければなりません。

「やりたいことリスト」を作る理由

このようなFIREの“罠”に対する僕なりの対処法として考えているのが「やりたいことリスト」です。

「やりたいことリスト」とはやりたいことを100個リストアップして書き出すというものです。

なぜ「やりたいことリスト」なのか、それはこれがFIRE生活のマップの役割になるのでは、と考えるからです。

僕はサラリーマンだったので、決められたレールに乗っかって生きる人生が長く、ステレオタイプな選択をする習慣があります。

それだと本質的な欲求になかなか近づかないのではと考えます。

僕が思う“本当にやりたいこと”というのは、マズローの5段階欲求説でいう、「自己実現」の欲求にいきつくと思っています。

マズローの欲求とは、人間の欲求が5段階で構成されていることを表したアブラハム・マズローの唱えた説です。「マズローの法則」「自己実現理論」などとも呼ばれています。マズローの欲求は、5段階に分けられ、最下層部にある「生理的欲求」から順番に上へ向かってクリアすることにより、最終的に自己実現に至るという理論です。

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僕の場合、年齢的なこともありますが、社会や人に貢献したいとか、興味のあるテーマのスキルを上げたいとか、学習したいとか、断捨離をしたいとか、そういった高次の欲求(自己実現)が多くなる傾向があります。

というのも生理的欲求・安全欲求・社会的欲求・承認欲求の各段階については、(レベルの高い低いはありますが)50年という人生のなかで、ある程度満たしてきたからです。

自己実現欲求というのは、所有することよりも経験によって得ることが多い為、取り敢えずやってみるということが必要です。

そこでサラリーマン脳でカチっと考えるのではなく、もっと自由な発想で、場当たり的でもいいので、とにかくやってみるということが大事かなと思っています。

実は僕は30代のころ「やりたいことリスト」を作ろうとして挫折した経験があります。

100個なかなか書き出せなかったことと、仕事中心の生活で圧倒的に時間がなく、実現困難な項目が続出したことが原因です。

しかし今回はFIRE生活をベースとして、やりたいことを書き出してみるつもりです。

50代という年齢、家族構成、経済力、培ってきたインフラやスキル、FIRE生活という点において、20年前とはまったく別のリストが作れる気がしています。

30代のころの「やりたいことリスト」を振り返ると、意外に実現できている状況でもあります。例えば、家族を持つ、家を建てる、経済的自立を実現しアーリーリタイアをするなどです。

できなかったことは、世界一周をする、会社を作る(作ったけど失敗泣)、友達を増やす、英語力をあげる、プログラミングスキルを身につけるなど、残念な結果は挙げるときりがありません。

20年前と違って、今回書き出すことは人生終盤戦になるので、悔いの残らないようにしたいですね。

「やりたいことリスト」で、人生のやりがいを見つけ、新たな人生設計を描きたいと思っています。


了
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